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「誰からしく」から「自分らしく」・「うらやましい」と思ったとき読む本

人のことが気になってしまい、つい「あの人がうらやましい」といった感情を持つことって少なからずありますよね。ただ「うらやましい」といった感情がコントロールできなくなるほど強くなって「執着」になると、うらやましさが憎さになって自分を責めたり、相手を許せなくなってしまうことにつながりかねません。

自分にはまだまだ「あれが足りない、これも足りない」といった「もっと、もっと」と足りないものをずっと探し続けてなかなか前に進めない。

そんな「足し算」から「引き算」で自分が今できることからはじめる、そんな本を紹介します。

足し算から引き算へ「誰からしく」から「自分らしく」

人と比べるのではなく「誰からしく」から「自分らしく」、あの人が「うらやましい」と思ったときについて気持ちの整理をしたいときにおすすめの本です。

自分はなんでこんなにできないんだって

人と比べて落ち込むことがあります

わかります、私も経験があります

人と比べてると「うらやましいな」って思うこともあるのですが

そんな「人がうらやましい」といった感情が大きくなったときにおすすめの本を紹介しますね。

 

書籍紹介

  • 書名:なんであの人ばっかり! どうせ自分なんて・・・ 「うらやましい」と思ったとき読む本
  • 著者:心屋仁之助
  • 出版社: あさ出版 (2016/8/2)

つい人と自分を比べてできない自分に落ち込んだりしてる

なんで自分だけこんな目に合うんだ

などの感情がむくむくと芽生えてしまったときに気持ちの整理をしたい

人と比べて気持ちがもやもやしているときちょっと読んで気が楽になるかもしれません。

人ってどこか「自分のほうが素晴らしい」と思っているところがある

「嫉妬」「 悪口」「 陰口」「 いや み」……、 そういう こと を 言い たい 気持ち が わい た とき、 心 の 奥 の 奥 の 奥 の 底 の 底 の 底 の いちばん 底 には、「 自分 の ほう が 素晴らしい」 という 気持ち が ある の です。
 
心屋仁之助. なんであの人ばっかり! どうせ自分なんて・・・ 「うらやましい」と思ったとき読む本 . あさ出版. Kindle 版.

何か行動をしようとか、感じたことを発信しようとすると自分の中で「こんなこと言ったら恥ずかしい」「そんなことも知らないの」「もっと勉強してから質問して」「できないヤツ、アホだ、バカじゃない、使えないやつ」などなど・・そんなレッテルを貼られたくないというプライドと駆け引きしていいることってありませんか。ちなみに私はあります。

それに自分の言葉で発信するのって勇気がいりますよね、「なんか、気に触ること言っちゃったかな」「自分の意見を言って相手が機嫌悪くならないかな」とか思いながら話すこともありますよね。

「隠すのをやめよう」

結論として、ではどうすればいいのかを考えたときにやっぱり「隠すこと」をやめようになります。

隠すのをやめようとは自分の気持ちに正直になるということで、あえて人とぶつかることをしようってことじゃないいです。相手を論破しようとか、マウント取ろうとかは避けたいですよね。私も得意ではないですし、そういった場所からは距離をおくように心がけています。

あえて自分を出そうとか意識しなくてもいいし、どうしたら自分が自然体でいられるのかが大事ではないかということです。

自分では取り繕っているつもりでも案外周囲にはわかっているならば隠すこともないし、自分が楽しいと感じたことを最優先する方がずっといいでしょう。

人 は 言い切ら れる と 反発 し たく なる のが わかっ てて、 それでも、 自分 が 素晴らしい と 思っ た モノ、 自分 が いい と 思っ た モノ は もう、 臆面 も なく「 最高!!!」 と 言い 切る こと に し た の です。
 
心屋仁之助. なんであの人ばっかり! どうせ自分なんて・・・ 「うらやましい」と思ったとき読む本 . あさ出版. Kindle 版.

誰もみんな自分のことで精一杯、人の行動に対してはそんなに興味がないはず。自分に置き換えるとやっぱいそうですもん。

がんばれ本音、負けるな本音

 人生 は いつも、「 本音」 対「 つべこべ( 言う)」 の 戦い です。 時に、 向こう( つべこべ) には、「 べき」 も 加勢 し ます。 そして いつも、 本音 が 劣勢 に なっ て しまう。 がんばれ、 本音。 負ける な、 本音。
 
心屋仁之助. なんであの人ばっかり! どうせ自分なんて・・・ 「うらやましい」と思ったとき読む本. あさ出版. Kindle 版.

本音を言うことで人を傷つけることはないし、もしも本音を言うと人を傷つけると思っているとしたら、それは本音ではないという発想は興味深かったです。

「本音」対「つべこべ」・「べき」の戦い。

こんなこと言ったらカッコ悪いといったプライドのようなものが本音の邪魔をしているということを実感。

自分の本音に優しくなろう

「なんで自分はうまくいかないんだろう、それに比べてあの人は認められてうらやましい」とか、「こうすべき、ああすべき」といった「べきおばけ」さんにならないようにしましょう。

「やめとけ」「普通は」「嫌われる」「損する」「えらいことになる」「笑われるぞ」といったような心の声こそが「つべこべ」「べきおばけ」なのかもしれません。自分の「本音」に優しくなろう。

時間は有限

何度 も 言い ます が、「 何 かが でき た から 自信 が つく( 条件 付き 自信)」 では なく、 いま 何 も なく ても 自分 に 自信 を 持つ「 こと に し た」 ら、 何 かが 変わる の です。 自信 が 持てる まで 待っ て たら、 100 歳 に なっ ても 自信 なんて 持て ませ ん。

心屋仁之助. なんであの人ばっかり! どうせ自分なんて・・・ 「うらやましい」と思ったとき読む本. あさ出版. Kindle 版.

「もっと、もっと足りないものが多いから」の足し算をやめて、いま自分が持っているものに目を向けようと著者は何度も言っています。

何かができたら自信がつくというのは常に何かをしていなければならない。今の自分のままではダメだから、もっと知識をつけてから、自信をつけてから行動しようといったことにつながります。そうではなくて、「もう今の自分を認めちゃいなよ」ということなのです。

「もう少し自信をつけてから、もっと自信をつけてからって先延ばしにしていると100歳になっても自信は持てないよ」・・ほんとそうですよね。時間は有限!

できることから小さく行動

どうしても何かをするときってもっと知識をつけてからとか自信をつけてからって先延ばししちゃいますよね。そうゆうことって、よくあります。 

ブログを書くことやSNSで発信することも似ていると思うのです。こんなこと書いたら恥ずかしい、バカにされるかなとか思うと「いやもっと知識つけてからにしよう」となりがちです・・が、そこで「えいっ!」とちょっとだけ小さく踏みだすと少し景色が変わるような気がします。

「あの時に悩んでいたことってこうゆうことだったんだ 」とモヤッとしていたものが経験すると形として見えてきます。
まず、小さく発信してみることにしよう

手と心を込め過ぎない

「手 と 心 を 込め 過ぎる」 と、 かえって「 自我」「 我欲」 で いっぱい に なっ て、 本来 の 力 や「 他力」 の 流れ を 阻害 し て しまう から です。  

心屋仁之助. なんであの人ばっかり! どうせ自分なんて・・・ 「うらやましい」と思ったとき読む本 . あさ出版. Kindle 版.

人にあまり頼りたくない、人の力を借りると「迷惑をかけそうで頼みにくい」と感じる気持ちってありますよね。なんとなく逆説的になってしまうのですが、力み過ぎると「自分ひとりでなんとかしなければならない」「こんなに頑張ったのだから報われるべき」といったような感情に固執してしまいがちです。

自我や我欲が強くなりすぎると視野が狭くなってしまい、いろんなことを自分ひとりで背負い込んでしまうので本来ならば発揮できそうな力や「他力」で突破できることすら阻害されてしまう可能性があります。

うまく手を抜くことも大事

実際に自分の行動にどう落とし込むか考えた時に「期待に応えなければと思えば思うほど望んでいた結果とはかけ離れるって経験、ありませんか。私はあります。

まず、手を抜くとは「力を抜く」「リラックスしてあまり周りの目を気にしない」と理解して「すべて完璧じゃなくてもいいから」を目指してやってみよう。自分の価値観を軸として生きることを大事にしようと決めています。

とはいえ、ブレることもよくあるので、日々気持ちと向き合って折り合いをつけるようにしています。

周り の 人 は 自分 の 鏡 なの だ から、「 周り の 人 を 幸せ に する いちばん 簡単 な 方法 は、 自分 が 幸せ に なる こと」 だ と、 そう 思う の です。

心屋仁之助. なんであの人ばっかり! どうせ自分なんて・・・ 「うらやましい」と思ったとき読む本 . あさ出版. Kindle 版.

 「人の役に立つこと」で自分の幸せを決めてしまうとそれは「自分は役に立たない人間」の大前提になると著者は言っています。これも逆説的な言い回しに聞こえますが、あまりに「人の役に立つこと」の思いが強すぎると自分を犠牲にしても役に立たなければならないという思考につながってしまいます。

目に見えない「罪悪感」と「私は助ける側の人」といった自己犠牲からくる関係は自分も相手も幸せな関係とは言えないですよね。そんなスタンスは手放そうとも書かれています。

周りの人は自分の鏡とは、自分のしたことや考えていることは相手も同じように考えたり、感じていることがあるということなのだろうか。

だとすると、周りにいる人をうらやましいとか嫌な感情をもっていると相手もそう感じているといったネガティブの相互作用がおきてしまう。自分が幸せになろうとすると周りの人も幸せになるという考え方に納得です。 

「人の使命」とは自分が幸せになること

僕 が 考える「 人 の 使命」 は、「 自分 が 自由 に 豊か に 楽しく 生きる こと」 だ と 思っ て い ます。

心屋仁之助. なんであの人ばっかり! どうせ自分なんて・・・ 「うらやましい」と思ったとき読む本 . あさ出版. Kindle 版.

つい、「人をうらやましいと思うことや、なんで自分ばっかり損しているのだ」と思ったときは「まずは自分が幸せになろう」と思考を切り替えましょう。

最後に

ここまで紹介してきた内容をまとめてみます。

・「誰からしく」から「自分らしく」

・本当は心のどこかで「自分が一番素晴らしい」と感じている。ならば、自分に対して隠さずに認めてしまおう

・自分の本音に優しくなろう

・自信が持てるまで待つことをやめよう・自信を持てるまで100歳までまっても持つことはない。ならば、今の自分が持っているものを認めてそこから始めよう。

・手と心を込め過ぎない。自分を責めてしまうほどに手や心を込め過ぎないようにしよう。

本の中で印象に残った点について紹介しました。他人と比べて「うらやましい」「それに比べて自分はなんて何もないんだ」といったような気持ちになっている人におすすめです。私も、「いいなあ、うらやましいな」といった感情になったときに手にした本です。

よかったら参考にしてみてください。

最後まで読んでいただきましてありがとうございます。

  • 書名:「うらやましい」と思ったとき読む本
  • 著者:心屋仁之助
  • 出版社: あさ出版 (2016/8/2)

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