この記事を読むと、Ableton Liveで音楽制作を始めたばかりのあなたが抱えるこんな悩みを解決できます。自分の健忘録用にまとめた記事ですが、同じような悩みを持っている方にも参考になれば幸いです。
- プロジェクトファイルがバラバラで、どこに何があるか分からない
- 後から読み込みエラーやサンプルのリンク切れが起きてしまう
- いざ曲を作ろうとしても、準備で時間を取られ、なかなか始められない
この記事を読めば、プロジェクトがスッキリ整理され、あなたが本当にやりたい「音楽制作」に集中できる環境を今日中に作れます!
はじめに
Ableton Liveで曲作りを始めたばかりの皆さん、プロジェクトファイルがあちこちに散らばって、どれがどの曲かわからなくなっていませんか?
意気揚々と曲作りを始めたのに、1時間の予定がずっと「保存先はどこ?」と探すことに費やされて、結局1音も進まなかった…。
「え、制作ってこんなに設定ばっかりなの?」
「曲より先に心が折れそうなんだけど…」
私は最初、曲を作る前に設定で挫折しそうになりました。
そんな経験をしたのは、きっと私だけじゃないはずです。Abletonはとても自由度が高い分、最初の保存や整理設定が独特で、初心者は混乱しやすいんですよね。
しかも、保存場所がバラバラだと、後で読み込みエラーやサンプルのリンク切れが起きて、作業がストップしてしまい、本当に大変です。
この記事では、MacのFinderを使ったAbletonプロジェクトの整理術を、自分用の健忘録としてまとめたものです。
これから始める方が、私と同じ迷路に迷い込まないように願って書いています。
※この記事は「外付けSSDを起動ディスク&作業ストレージにしている」前提で書いています。内蔵ストレージを使う場合は適宜読み替えてください。
1. 「制作の土台!全曲をまとめる『メインフォルダ』を作ろう」
まず、すべての音楽制作データをまとめるメインフォルダを作ります。
私は、より高速な外付けSSDに保存することで、作業効率を上げています。
Finderを開き、外付けSSDの中に以下のフォルダ構成を作るのがおすすめです。
【外付けSSDの名前】/
└ Ableton Projects/ ← プロジェクトファイル保存用
もし内蔵ストレージ(SSD/Fusion Drive HDD)に保存したい場合は、「書類」フォルダの中に「音楽制作」というフォルダを作成してもOKです。
このフォルダに全ての音楽制作データを集約すれば、バックアップや管理が格段に楽になります。
これはあくまで私流の整理法なので、使用するデータやファイル、フォルダやファイルの位置など、もっとシンプルで使いやすい方法もあるはずです。健忘録の意味合いが高いので、もっとこうした方がいいとかご自身のやり方を試してみてくださいね。

ここではわかりやすさのために書類フォルダを例にしています
2. 「曲が増えても安心!曲ごとに専用フォルダを作ろう」
次に、「Ableton Projects」フォルダの中に、曲ごとのフォルダを作っていきます。
例:
Ableton Projects/
├─ xxxxxxx_project/
├─ my_new_song_project/
└─ another_track_project/
フォルダ名は「曲名+_project」のように、中身がひと目でわかるようにしておくと便利で後で混乱しにくいです。

ここではわかりやすさのために書類フォルダを例にしています
3. Abletonでの保存設定:2つの重要ルール
ここが最もつまずきやすい重要なポイントです。快適な音楽制作のために、以下の2つのルールを守るように習慣付けましょう!
1. 最初は必ず「別名で保存」
- メニューから ファイル → 別名で保存 を選び、ステップ2で作った曲フォルダを保存先に指定します。
Ableton Liveで曲を作り始めたら、最初に必ず 「ファイル → 別名で保存」 を選択します。保存先は、ステップ2で作った曲ごとのプロジェクトフォルダに指定しましょう。 - Liveセットのファイル名は 曲名_YYYYMMDD.als のように日付入りにしておくと、バージョン管理が楽になります。

2. 「すべてを集めて保存」機能の活用
- 外部からドラッグ&ドロップで音源を取り込んだり、作ったプロジェクトを別のMacに移動したりすると、サンプルのリンク切れが起きがちです。
これを防ぐために⤵️ - 作業を終える前に必ず 「ファイル → すべてを集めて保存」 を実行しましょう。この操作で、プロジェクトで使われているすべての素材がフォルダ内に一元化されます。

4. 既存のプロジェクトを整理する方法
すでにCloudや他の場所に散らばってしまったプロジェクトを整理する場合の参考手順です。
- Finderで、散らばっている **.als ファイル(Liveセット)**や録音データを探します。
- 対応するプロジェクトフォルダを作り、その中にまとめます。(SSDのAbleton Projectsに曲ごとフォルダを作成など)
- 中身を移動後、Abletonで開き直し、リンク切れがないか確認します。
- もしリンク切れがあれば、**「ファイル → ファイルを管理 → セットの管理」**から「フォルダーを検索」で修正可能です。
💡 補足: 私はまだこの整理作業には取り組めていませんが、今後の備忘録として残しておきます。
5. おすすめのフォルダ構成例
Ableton Projects/
├─ xxxxxx_project/
│ ├─ xxxxxx_20250814.als
│ ├─ Samples/(この曲だけで使うサンプル)
│ └─ stems/(ミックス・マスタリング用データ)
├─ my_new_song_project/
│ ├─ my_new_song_20250814.als
│ ├─ Samples/
│ └─ stems/
完成音源/
├─ xxxxxx_master.wav
└─ my_new_song_master.wav
補足:保存場所について
この記事では、スクリーンショットの都合で「書類」フォルダを例にしました。
ただ、実際の私の環境では 外付けSSDの「Ableton Projects」フォルダに保存しています。
- Mac本体の「書類」でもOK
- 外付けSSDの方が容量や速度で有利
- 大事なのは「曲ごとにフォルダを分ける」こと
読者の皆さんは、自分の環境に合わせて保存場所を選んでくださいね。
まとめ
Ableton Liveは、曲作りを始める前に設定という壁が立ちはだかります。
私も何度も「今日は設定だけで終わった…」という日がありました。
でも、この整理術を一度作ってしまえば、その後は制作に集中できます。
- 保存先はSSDのAbleton Projectsや音楽制作フォルダなどに統一
- 曲ごとにフォルダを作り、別名で保存で開始
- 曲ごとに専用フォルダを作る
- 最初は必ず「別名で保存」
- 作業後はすべてを集めて保存で素材を一元化
- 最後に「すべてを集めて保存」
- 散らばったプロジェクトはまとめて外付けSSDへ移動 (私の場合)
- 任意の場所(内蔵HDD等)
- 任意の場所(内蔵HDD等)
- 曲ごとに専用のプロジェクトフォルダを作る
- Liveセットは「別名で保存」で管理する
- 作業後は「すべてを集めて保存」でリンク切れを防ぐ
- 保存場所は「書類」内蔵ストレージでも「外付けSSD」でもOK、自分の環境に合わせて
これでAbletonの保存迷子から解放されます。
最初は設定や整理が大変で挫折しそうになりますが、ここを整えておけば制作がスムーズになります。
制作の本番はその先にあります。
最初の設定ハードルを乗り越えて、思い切り曲作りを楽しみましょう!